~スポーツには世界を変えるチカラがある~
「スポーツのチカラ」プロジェクト
我々の目指す学校教育の普及のために、我々がカンボジアでなすべきことはなんだろうか。
SeedAは「スポーツのチカラ」に目を向けました。
我々の考える「スポーツのチカラ」
⒈「ノーサイド」のチカラ
➝国、民族、人種、思想の壁を壊し、交流と宥和のきっかけを創る。
⒉「なかよし」のチカラ
➝同じ目標へ向かい気持ちを一つにすることで、全ての人と仲良くなれる。
⒊「巻き込む」チカラ
➝スポーツをする人だけでない、周りの人の共感と一体感を創りだす。
そこで我々は、カンボジアの学校教育の普及を「スポーツのチカラ」で成し遂げようと、このプロジェクトを立ち上げました。
カンボジアでは2009年より体育教育のカリキュラム化がなされたものの、現在もほとんどの地域でその実施に至っていません。
その原因は主に二つあります。
①体育教育の行われる環境(グラウンド・体育備品)が整備されていないこと。
②子供達・保護者など子供達を取り巻く人々の体育教育に関する関心が小さいこと。
このプロジェクトでは、途上国において継続的なスポーツフェスティバルを実施することによりスポーツ教育を普及させ、スポーツのチカラを途上国の子供達へ届けることを目指しています。
また本プロジェクトは岡田千あき先生(大阪大学人間科学部准教授)の
「シェムリアップ州スポーツ振興五カ年計画」 (詳細 第二期 第三期)クリックするとリンクに飛びます。
に基づいて企画•運営しています。
※プロジェクト理念図
この図は、スポーツフェスティバルによってどのような効果が期待できるかを示しています。
<子供達へのアプローチ>
スポーツフェスティバルへ参加することによりスポーツへの関心の拡大を図るとともに、同じ目標に向かってチーム一丸となって取り組む経験を通して子供達同士の仲を深め、協調性を育みます。 スポーツのチカラを肌で経験する機会を提供します。
<子供達を取り巻く人々へのアプローチ>
学校でのスポーツフェスティバルを保護者•地域の人々参加(見学)型とし、楽しくスポーツに取り組む子供達とその場を共有することでスポーツの一体感を創り出します。それにより教育の認識を向上させる機会を提供します。
<継続的なスポーツ教育の普及へ向けて>
スポーツフェスティバルを通してすべての人々の教育へのモチベーションを向上しても、スポーツ教育を行なっていくことの出来る環境(グラウンドや体育備品)が整備されなければ普及には結びつきません。
そこで我々は、スタディーツアーによりスポーツフェスティバルを運営して拠出した資金をスポーツ教育が行われるための備品の提供に活用し、スポーツ教育の普及を目指します。
また人材の整備の観点にも着目し、先生方へのスポーツ教育の指導。スポーツフェスティバルへの協力体制を築いて目的の共有を行います。
さらに、スポーツフェスティバルにおいて運営メンバーとして参加した日本人との文化交流の機会も提供することで、日本•カンボジア間の国際交流の架け橋としての役割も担います。




2017年3月9日、10日(木・金)
ポーサット州チュートン村(カンボジア)にて第二回スポーツフェスティバルを開催しました!