スポーツフェスティバル開催決定!

こんにちは、飛矢です。

カンボジア渡航もいよいよ3日目を迎えました。

ポーサット州チュートン村での目覚めは、ニワトリの鳴き声とともに始まりました。

猛烈に鳴くので何事だろうと思って起きてみたのが午前4時。

やっぱりカンボジアの朝は早いです。

日本ではコケコッコー♪

アメリカはクックドゥードゥルドゥーー♪

カンボジアはこの鳴き声をどう表現するのでしょうか。

….先生に聞いたら、ものすごーい上手なニワトリの鳴きまねをしてくれました。

いや、そういうことではない笑

さて、今日はいよいよ学校へ訪問します。

着替えてシャワーを浴びて、いざ学校へ。

着いてみるとなんとその校舎には日本国旗と日本語の文字が。

実はこのChheu Tom high school の第一・第二校舎は、日本の支援で建てられたそうです。

本当に驚きました。 日本とカンボジアの絆の深さをここでも実感しました。

子供達の朝は朝礼から始まります。国旗を掲揚し、副校長がカンボジア語で何か話していました。

子供達のなんとも言えない顔。

自分も週に一回、学校で朝礼があったので気持ちはよーーくわかります。 長いですよね、こういう時の校長先生の話って。

さて、ようやく終わったと思った途端です。

副校長が自分を呼んでいます。

...え。

そして始まる急な自己紹介。完全なる無茶振りです。

英語の先生に通訳してもらって、今回ここに来た理由を話しました。 知ってるクメール語は全部駆使して挨拶ました。 人生で1番の無茶振りでした。ほんとに

さらに副校長。 スポーツフェスティバルの種目を見せてくれと一言。

....え。....え。

とりあえず、備品をほとんど使わずに済むリレーを実践しました。

ルールを英語で言って、クメール語に翻訳してもらって、急ピッチでチーム決めて…

えーーーらい大変でした。

でも子供達はノリノリ。観戦する子供達も熱狂していました。 なんとか成功です

そんなこんなで怒涛の朝を迎えたあと、副校長が自分をオフィスへ案内してくれました。

Soeurn さん(詳しくは前回のブログで) が自然にスポーツフェスティバルの目的なども伝えてくれており、話はスムーズに進みました。

改めて、どうしていま自分がここにいるか。そしてこれから自分がしようとしていることの目的は何か。何をどのように協力し、子供達にどんな価値を与えたいのか。

持ちうる全てを副校長に伝えました。

そしたら副校長、すぐにすべてを了承してくれました。

その後は、フェスティバルの細かな日程調整や責任範囲の確認などを済ませ、コピー機が無かったので手作りで決定事項を書いて契約書を交わしました。

こうして晴れて、この3月にスポーツフェスティバルをこの地で行うことが決定しました。

一般社団法人スポーツフライト様から頂いたボールも寄贈し、スポーツフェスティバルの約束の目に見えるカタチとなりました。

そのあとは先生方にひたすらヒアリングを重ねました。 いまの子供達の現状。何がどのように足りていないのか。

そして、各先生方の熱い思いにたくさん触れることが出来ました。

詳しくはここでは書ききれないのですが (追ってまた記事を書きたいと思います) 今回は1つだけ、印象に残ったことを。

これは、この高校の生徒の数を記録した紙なのですが、学年が上がるにつれ生徒数が減っているのが明らかにわかります。

Grade7 で200人以上いる生徒が、最終学年のGrade12ではわずか50人程度。

そしてこの中から高校卒業試験に合格し、さらに大学へ進学できる生徒はほんと一握りだそうです。

田舎の村の学校教育の厳しい事情を改めて思い知らされました。

これが、自分の問題意識の原点だったんだと、改めて思い知らされた気分でした。

自分たちの考えるスポーツ教育からのアプローチが、ここにどのような価値を与えられるかはまだ未知数です。

自分たちは 誰の 何を どのように サポートしていくか。

問題の本質をしっかりと捉えながら、ひたすら探していきたいと思います。

ヒアリングを終えたあとは村で有名な観光地のである滝へ。

バイクで30分、そこからチケットを買って道なき道を約1キロ。 ようやくたどり着いた滝は本当に荘厳でした。 まさに秘境です。

蝶々の群れも飛んで美しい模様を作っていました。 村の人々は 自然の恵み って呼んでいるそうです。

またここはオススメスポットのコラムで詳しく紹介します!

ここまでで午前中が終わりです。ほんとに、ほんとに長くて充実した午前になりました。

そうしてSouern さんとお別れした後、バス停までまた砂道をバイクタクシーで走りました。 田舎に泊まろう。ようやく完結です。また来るねって言って笑顔で別れました。ほんとによかったです。

さて帰り道。

行きはよいよい帰りは、、

なんと同じくらいのスピードで走るトラックの後ろになってしまい、もう前が見えないくらい砂ボコリが待っていました。

約40分、まさにホコリを目に入れながら耐えてようやくバス停へ。

カバンも髪の毛もズボンも砂まみれでした。

現地の人にも笑われるほど笑

砂を落としてバスにのり約4時間。

午後六時頃、ようやくプノンペンに戻ってきました。

プノンペンでは日本大使館の草の根・人間の安全保証無償資金協力の教育分野でご活躍されている崎元大志様にお会いし、ご飯をご一緒させて頂きました。

ここでも、本当に有意義なお話を聞くことができました。時間的には2時間ほどでしたが、頂いた情報の数はもう何万日分。ビールと美味しいクメール料理を食べながらお話をしました。

印象的だったのは、崎元さんの描くカンボジアの未来。

カンボジアは、現在世界でもトップレベルの経済成長を維持しています、

だからこそ広がる格差に、不満を抱いている人もたくさんいるのだとか。

教育面でも格差がより広がりを見せる中で、20年の長いスパンで見た教育改革が必要であると崎元さんはおっしゃいます。

20年後に結果が出る長期的な計画に、政府がお金を投資する勇気があるかどうか。

すぐに結果の出ない教育という分野だからこそ、その勇気が最も必要であると崎元さんはおっしゃいます。

ひたすらに現地をみつめ、課題と向き合ってこられた崎元さんのお話は、どれを取っても貴重でかけがえないものでした。

カンボジアでは小学校の就学率は95%に達しています。

みなさんはこの数字を聞いた時、どのように感じるでしょうか。

上に見たドロップアウトの現状を踏まえれば、就学率に関しては大したものだと。そう感じるかもしれません。

それは確かに真実です。ほとんどの子が小学校に入学できる状況が作られているのですから。

しかし、崎元さんの視点は少し違うものでした。

「残りの5%。これが今の課題なんです。」

そう話す崎元さん。 

実は残りの5%は、障害などを抱えて学校へ通うことが出来ない子供が極端に多いのです。

そのような子供達のための環境改善。例えば学校にスロープをつけるなどの改善を試みていくこと。

また、障害を抱えた子供達へのいじめを防止していくこと。

これらが今崎元さんが取り組まれている課題であるそうです。

現地に起こっている問題。その本質を見抜くことをこだわり抜いて、5%にアプローチする。

本当に、心から尊敬の一言でした。

我々も崎元さんのように、現地の問題の本質を知ることをこだわって活動に取り組んでいきたいと思います。

崎元さんとお別れしたあとはその足で夜行バスに乗りました。

今日のハイライト写真。

明日はシェムリアップに滞在します。夜には夜行バスでプノンペンへ戻るので、弾丸シェムリアップです。

明日もまた、良い一日になりますように。

頑張って参ります。

#カンボジア #スポーツフェスティバル #ポーサット

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